健康的な毎日を送るためにも、仕事中はできるだけこまめに水分を摂るようにしましょう。しっかり水分補給しないと、仕事が捗らないばかりか代謝が落ちて体が正常に機能しなくなります。また血の巡りが悪くなり頭痛が起こることもあるのです。1日に必要な水分は約2リットルですが、仕事をしているとつい飲むのを忘れてしまうこともあります。オフィスではエアコンを使うことが多いので、空気も乾燥しがちです。少しずつでもこまめに水分補給する必要があります。一般的に仕事中によく飲まれているのは、コーヒーや緑茶です。コーヒーを飲むと、眠くても頭がシャキッとして仕事に集中することができます。また、甘いコーヒーは疲れを癒し、気分を上げる効果もあります。コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があり、集中力を高める効果があるのです。しかし、カフェインには良いことばかりではなく栄養素の吸収を妨げたり、胃酸が活発に分泌し胃痛を引き起こすこともあるのでコーヒーの飲みすぎには気をつけた方がいいかもしれません。

緑茶を飲むことでリラックスする人もいるでしょう。緑茶には、栄養成分であるテアニンやカテキン、ビタミンCなどが含まれています。特にテアニンは、現代人が抱えるストレスにも良いといわれています。多くの仕事をすると頭が興奮するので夜になっても眠れない場合がありますが、興奮した時にテアニンを摂取すると心が落ち着いて、仕事が上手く回るようになります。テアニンには副交感神経を優位にして血圧を下げる効果もあるのです。しかし、ここで注意が必要なのが、カフェインの影響による利尿作用がある飲み物はより水分を失うことになるので、夏場の水分補給としては向いていないということです。